茅ヶ崎市内の小学校で、給食に湘南を代表するブドウ「藤稔」が出された。これは、藤稔を生産している果樹農園に近い小学校で出されたメニューで、食育カリキュラムの一環にも採り入れられている。
近隣の果樹農家から
「藤稔」は茅ヶ崎市内の果樹農園10軒で育てているブドウの品種で、ゴルフボール程の大粒と、糖度の高さが特徴。1房は1kg以上あるものもあり、出荷のピークはお盆過ぎ。給食に出された9月1日は、今シーズンの最後とも言える藤稔で、各小学校の近隣のブドウ農家から「子どもたちに是非」という一心で提供されたものだという。
小出小学校(野木直樹校長)の3年生の教室では配膳された藤稔を前に、小野池睦子栄養士が「この藤稔は、みんなが住む小出地区で育てられました。農家の鈴木武勝さんが寒い冬も風が吹く春も約1年間育て続け、みんなの元へ今朝届けてくれました。感謝して食べましょう」と紹介。夏休み明けの最初の給食ということもあり、子どもたちは「早く食べたいな」「すごく大きい」「最初に食べちゃおう」と嬉しそうな表情を浮かべていた。野木校長は「命を支える食べ物が、どのように作られているかを大切に学んでほしい」と話した。
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