市内で果樹のもぎ取りなどができる観光農園の持帰り袋が、このほど「えぼし麻呂」のデザインが入ったものにリニューアルされた。
数回にわたって試作
茅ヶ崎市果樹部会(16農園・三堀政行会長)では、果樹を入れるビニール袋の耐久性や利便性の向上のため、昨年夏から改良を考えていた。特にこれまでのブドウ袋は無地で果樹を入れる口が狭く、湘南名産の大粒ブドウ「藤稔」などを入れるのに苦労していたという。同部会では同じく「藤稔」などを育てている藤沢市内の観光農園を視察。今まで市内で使用してきた歴代のビニール袋なども集め、昨年夏から検討を始めた。その過程で「茅ヶ崎らしさを出したい」と三堀会長や鈴木武勝前会長、さがみ農協の担当者らが提案し、茅ヶ崎市公認キャラクターの「えぼし麻呂」のデザインと「茅ヶ崎」という地名を袋にプリントすることになった。試作の袋を数回にわたって作り直し、ブドウ袋は約1kg(1〜2房)、梨と柿の袋は約2kg(柿Lサイズ10個程)が入る耐久性をもった大きさに整えた。同会では「新しい袋は、利便性と地域性が高まった」と満足げ。
今シーズンはこれからが収穫期の柿で使用される。それぞれの観光農園で使用開始時期は異なるが、もぎ取った柿の購入や直売の際に目にすることができる。
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