岩手県陸前高田市で11月15日に開催される「復活の道しるべ 陸前高田応援マラソン」に、茅ヶ崎市体育協会が市内の小学生6人を参加選手として派遣する。
東日本大震災後、初めて行われる市民マラソン大会。派遣されるのは梅田小学校6年生の五十嵐ひかりさん、内田碧さん、田辺優菜さん、5年生の川端啓聖くん、中野碧人くん、輪島昌輝くん。派遣選手は2014年1月に開催した「第76回高南一周駅伝競走大会」で、陸前高田市から招待した小学生と交流した梅田地区スポーツ少年団のメンバーを中心に選ばれた。高南駅伝の際、両市の小学生は食事を共にするなどして交流を深め、後に震災からの復興をテーマにした絵本に、陸前高田市の小学生たちが感謝のメッセージを描き加えたものが届けられ、現在は梅田小の図書館に大切に収蔵されている。
高南駅伝に招待した小学生の交通費や宿泊費は、市内で募った協賛金でまかなった。この時の残金と茅ヶ崎市からの支援を合わせて今回の派遣費用に充てる。また大会運営役員を支援するため、茅ヶ崎市体育協会の役員3人も同行する。
被災地を訪れるのは初めてという川端くんは「むこうの様子をよく見ながら、思いっきり走ってきます」と話し、母親のかえさんは「みんなの復興を祈って一生懸命走ってきてほしい」とエールを送っている。
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