茅ヶ崎市は、観光消費の拡大と地域経済の活性化を促進するため、ふるさと納税を活用した新たな観光プロモーション・シティセールスを実施する。
これは「住んでよし・訪れてよし」の地域づくり、観光魅力づくりを目的に策定された観光振興ビジョンに基づくシティプロモーション・シティセールスの一つ。
新たな取り組みとして、ふるさと納税制度を利用して茅ヶ崎市に寄付があった際に贈る記念品に同封するためのリーフレット(A4版)を1事業者につき1枚作成。同市の特産品のPRやその商品を製造している生産者・経営者のものづくり、地域に対する思い入れなどを顔写真つきで紹介する。記念品にリーフレットを同封することで、市への来訪や特産品のリピート購入などを促すのが狙いだ。
いわゆる「ふるさと納税」は応援したい自治体に行う寄付で、住民税と所得税が一部控除される制度。市外に住所を有する個人が1回1万円以上を寄付すると地域の特産品などが贈呈される。2008年から全国で始まり茅ヶ崎市も同年に導入。記念品の贈呈はしていなかったが各地の記念品に世間の注目が集まったことから、茅ヶ崎市でも今年4月に記念品のカタログを市HPで紹介し贈呈を開始した。昨年度4件で28万円だった寄付が開始から5日間で80件を超え、11月29日時点で1175件、1858万5000円の寄付が集まっている。
茅ヶ崎では現在21事業者、51品目を記念品として登録。市産業振興課では「事業者の店舗などに掲示することで市内の方にも周知され、さらなる地域の活性化に繋がれば」と話す。
市外へPR
また市では、人とモノが一体となって生み出している茅ヶ崎らしさを「chigasaki design」と呼び、茅ヶ崎の魅力を広く発信し、観光振興を進めていく方針だ。
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