平和への思い、願いを舞台で伝えたい―。「茅ヶ崎PEACEステージ」が2月6日(土)午後2時から茅ヶ崎市民文化会館小ホールで開かれる。主催は、茅ヶ崎市から平和事業の委託を受け、公募と市内の団体から推薦された市民で構成される「平和を考える茅ヶ崎市民の会実行委員会」。
同委員会は今年度「茅ヶ崎みんながピースメーカー」をテーマに掲げ、戦後70年、そして茅ヶ崎市核兵器廃絶平和都市宣言30周年でもあったことから「戦争の記憶や平和への思い」に関する作品を昨年夏に公募。集まった戦争体験の手記などをもとに朗読舞台「ノート」の台本を完成させた。当日は、公募の市民らと松林中学校演劇部が出演するほか、戦後の沖縄に生まれたテノール歌手・新垣勉さんによるトーク&コンサートも行われる。
市民が記した『戦争』真摯に伝えたい
朗読舞台には9歳から78歳までの男女23人が役者、合唱、裏方などで参加。現在は稽古の最中で、皆真剣な表情で取り組んでいる。同委員会メンバーは「市民が書き起こした文字には、生活の中にあった『戦争』という苦しみや悲しみ、それを超えた強さや喜びも籠っています。朗読舞台を通して、そのストーリーを真摯に伝えたい」と意気込む。また「全てが公募から始まったイベントです。観客の皆さんにも歌などで参加して頂きたい場面があるので、ぜひご来場下さい」と話している。当日は入場無料、定員は先着380人。
関連事業として、2月5日(金)から7日(日)まで同館展示室で「茅ヶ崎PEACE作品展」を開催。公募で集まった手記や絵、俳句、書道作品など展示する。問い合わせは事務局(市男女共同参画課)【電話】0467・57・1414へ。
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