神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2016年2月12日 エリアトップへ

活動10年を迎えた「室田小学校おやじ倶楽部」の6代目部長を務める 塩澤 一男さん 甘沼在住 44歳

公開:2016年2月12日

  • X
  • LINE
  • hatena

「親父力」地域に活かせ

 ○…室田小学校に通う児童の父親でつくる「おやじ倶楽部」の部長を4年前から務める。会が発足した2005年に入会して以来の古参部員。これまでに工作教室や餅つきなど親子で参加できるイベントを年5回開催してきた。10年の節目に「例えば部員の勤め先で工場見学を行うなど、各々の仕事を活かしながら子どもたちのためにできることを考えたい。親父の力を発揮して、学校や地域から期待されるような活動を続けられれば」と先を見据える。

 ○…東京都北区で銭湯を営む両親の元で育った。家に帰れば父親がいる環境で、所属していた草野球チームの監督も父。「他の家庭より父との関わりが深かったと思う。父はスポーツや音楽、料理、地域活動など何でもできる人。尊敬し、いつか超えてやろうと思っていた」と亡父に思いを馳せた。物を作り出す仕事にあこがれて高等専門学校へ進み、卒業後は平塚の日産車体で新車の設計や開発に携わった。就職に伴い20歳で茅ヶ崎へ移住し、結婚を機に甘沼に新居を構えた。2児に恵まれ、休日は子どもの通うサッカーチームでコーチを務める。「自分がそうだったように、今はできるだけ子どもと一緒にいる時間を大切にしたい」

 ○…倶楽部の会合は月1回、土曜の夜に開く。「負担にならず、自分たちも楽しんで活動する」がモットーだ。昨年、OBの協力で企画した牛の搾乳体験には100人近い参加があった。「人手が足りずイベントの開催を見合わせる年もあったけれど、活動を通じて、学校に足を運ぶ機会の少なかった父親たちが先生や地域とつながったことが大きい」と手応えを感じている。

 ○…父母仲間と数年前から湘南国際マラソンに参加している。その合宿と称してバーベキューを企画することも。「新住民だった自分が、声をかければ集まってくれる仲間ができたのも倶楽部のおかげ」。笑顔と気さくな人柄で、親と子と地域をつないでいく。

茅ヶ崎版の人物風土記最新6

奈良 英俊さん

3月19日付けで茅ケ崎警察署長に就任した

奈良 英俊さん

茅ヶ崎市在勤 57歳

4月19日

柴田 智美さん

「星空のスカート」を制作して環境問題を訴える

柴田 智美さん

浜之郷在住

4月12日

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市民文化会館で5月6日、初のホール公演を行う

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市内在住

4月5日

櫻井 貴基さん

第六天神社のほか、市内6神社の宮司に就任した

櫻井 貴基さん

十間坂在住 55歳

3月29日

松浦 治美さん

(公財)かながわ海岸美化財団の代表理事を務める

松浦 治美さん

藤沢市在住 66歳

3月22日

田嶋 小梅さん

茅ヶ崎公園をモデルに「防災機能と居場所」が融合する空間をデザインした

田嶋 小梅さん

松風台在住 23歳

3月15日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook