演劇を児童の表現力や想像力などの向上に繋げようと5年前からプロの俳優を招き、より高い演技指導を取り入れている今宿小学校演劇クラブ。演技指導を行っているのは市内出身・在住で世界児童少年演劇祭の日本代表に選ばれたこともある俳優の原田亮さん。原田さんは自身の劇団「company ma」の活動の合間に、劇団メンバーらとボランティアで指導を行っている。
同クラブは課外活動として市民文化会館やコミュニティセンターなどで演劇を披露している。2月13日には年間活動の最終公演として横浜市で開催された「第51回神奈川県小学校演劇発表会」に所属児童25人が参加。「障害」を題材にした作品を扱い、盲目や足の不自由な少女などを見事に演じて高い評価を受けた。
今年から演劇クラブに所属した武藤碧(そら)さん(小6)は「演劇を通じて最高の仲間ができた。すごく楽しくて、もっと早くから入っていれば良かった」と話した。原田さんは「始めはおとなしかった子が、こう演じたら、ああ演じたらと自分から意見するような成長が見えると嬉しい。僕もより多くの子どもたちに表現する楽しさを伝えられるよう、他の学校などにも活動の幅を広げていければ」と今後の展望を語った。
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