茅ヶ崎市立浜須賀中学校3年の石丸真理奈さんが、日本郵便株式会社主催の「第48回手紙作文コンクール」はがき作文部門で銅賞を受賞した。
手紙文化の振興などを目的に開催されている同コンクールは、幼児から高校生までを対象に毎年実施。今回は、はがき作文部門と絵手紙部門あわせて12万3013点の応募があり、346点が入賞した。石丸さんの作品は、はがき作文部門に応募した中学生の作品8722点の中から選ばれた。
恩師へ感謝込め
石丸さんの作品は、卒園した幼稚園が閉園することを聞き、当時お世話になった担任の先生に宛てて、園の思い出と感謝の気持ちを綴ったもの。夏休みに家族と、幼稚園の頃に撮影したホームビデオを見ながら当時の記憶を思い起こした。
内気で人見知りだった自分が、恩師のおかげで友達をつくり、演奏会でオルガンを弾いたり、演劇発表会で主役を演じたことなどを振り返り「元気でやっています。あれからあまり知らない人とも気軽に話せるようになり、自分の意見も言えるようになりました。春から高校生になります」という思いを文章に込めた。「(受賞の知らせを受けた時は)驚いたけれど、気持ちが伝わったことがうれしかった」とはにかむ。国語科の早田悦子教諭は「繊細で温かな文章が書ける。作文が市の作品集の収録作品のひとつに選ばれたこともあります」と称賛する。
今月中学を卒業し、4月から大船高校へ進学する石丸さん。「高校では勉強と部活の両方を頑張っていきたい」と意気込みを語った。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>