茅ヶ崎市と姉妹都市関係にあるハワイ州ホノルル市・郡で3月11日から13日まで開かれた「第22回ホノルルフェスティバル」で、茅ヶ崎のみこしがパレードに参加して大通りを練り歩いた。
日本とハワイを中心とした環太平洋地域の文化交流を目的に開催されているこのイベント。今回、日本からは茅ヶ崎市を含む約90団体が参加して縁日や文化発表などを行った。
3回目の参加となる茅ヶ崎市は今回、伝統行事の「浜降祭」を通じて茅ヶ崎をPRしようと、みこし渡御を企画。実物を持ち込むと輸送コストがかかることから、地元企業の大村紙業(株)の協力で段ボール製のみこしを製作し、市内在住のみこし職人・中里康則さんの手で本物そっくりに仕上げた。
現地住民にも大好評
フェスティバルでは、市のブースにみこしを設置し、市内の観光スポットなどを写真と英語で表記したパンフレットやうちわを配布して茅ヶ崎をPR。現地での「姉妹都市・茅ヶ崎」の認知度や今後の姉妹都市交流に望むことなどを尋ねるアンケート調査も行った。
最終日にホノルル市街のカラカウア通りで行われたパレードでは、服部信明市長や観光協会の職員、姉妹都市交流委員会の委員、みこし関係者らが揃いのはっぴ姿でみこしを担ぎ、「どっこい、どっこい」と掛け声を上げて通りを練り歩くと観客から「チガサキー」と声援で迎えられた。
市では「イベントを通じて現地の多くの方に茅ヶ崎に親しみを持っていただき、今後の両市の交流がさらに有意義なものとなっていくことを願っています」と話している。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
21日午後から交通規制4月19日 |
|
<PR>