茅ヶ崎市は3月22日に、富士山が見える「茅ヶ崎南湖の左富士」「茅ヶ崎海岸・ヘッドランドとその周辺」「県立茅ケ崎里山公園内柳谷」の3カ所を「ちがさき景観資源」に新たに指定した。この制度は市景観条例で定められ、市内各地でまちのシンボルとなっている樹林・樹木など茅ヶ崎らしい景観を構成する要素を指定するもの。これまでに6件が指定されている。市民による発掘・推薦を基本としており、今回の富士見3景は、市民活動団体「まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎」の推薦を受けたもの。またこの3カ所と旧南湖院はこれまでに「関東の富士見百景」に選定されており、それぞれの場所には案内板が設置されている。
「茅ヶ崎南湖の左富士」は鳥井戸橋・石原橋がビューポイント。歌川広重の東海道五十三次名所図会にも描かれており、東海道で2カ所のみの左富士を望むことができる。
「茅ヶ崎海岸・ヘッドランドとその周辺」は茅ヶ崎海岸・ヘッドランド付近がビューポイント。かつて漁港周辺にマンション建設が計画された際、遠景を守るために話し合いが行われた経緯があり、海辺を楽しむ文化の中で親しまれている。
「県立茅ケ崎里山公園内柳谷」は県立茅ケ崎里山公園内富士見の丘付近がビューポイント。樹林や田畑の近景と大山、富士山を望むことができる。昔ながらの里山と富士山の景観として貴重なものだという。
市景観みどり課は「この指定を機に晴れた日に3カ所を訪れて頂き、地域の魅力を再発見してもらえれば」と話している。
これまでに指定を受けている6件は、鶴嶺八幡宮参道の松並木、旧相模川橋脚のソメイヨシノ、腰掛神社の樹叢、鶴嶺小学校のカイヅカイブキとソメイヨシノ、勘重郎堀のシイノキ、松尾大神のタブノキとイチョウ。※写真提供:まち景まち観フォーラム・茅ヶ崎
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