市内にある「今宿第2児童クラブ」の施設老朽化と「鶴嶺児童クラブ」の利用希望児童数の増加に対応するため、「茅ヶ崎市今宿・鶴嶺児童クラブ」が新たに開所した。
同施設は今宿小学校の南側、「今宿第1児童クラブ」に隣接した建物で、敷地面積333・05平方メートル、延床面積196・67平方メートル。施設内は定員40人ほどの居室が3つあり、児童は基本的に今宿と鶴嶺に用意された各部屋で放課後を過ごす。
また、児童クラブの機能に加え、夏休みのサマースクールなど長期休暇の利用にも対応する予定。
昨年まで農地だったこの場所を、地主である青木秀雄さん=松尾在住=が「何か地域に役立つことに活用したい」と茅ヶ崎市に相談したところ、再整備が検討されていた児童クラブ施設の建設を提案された。建設費は青木さんが「子どもたちのために」と負担。市が10年間の契約で借り上げる。
3月24日に行われた開所式には服部信明茅ヶ崎市長ら多くの来賓が出席。青木さんへの感謝状の贈呈やテープカットが行われたほか、各クラブの児童約70人による合唱などが披露された。
式典後、服部市長は「子育てされている方たちのサポートは本市にとって大きな課題。入所される一人ひとりが安心して使ってもらえるような環境づくりを心掛けたい。青木さんのご厚意には感謝しています」と話していた。
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