このほど日産自動車(株)が茅ヶ崎市に対し、電気自動車を3年間無償で貸与することを決め、3月30日に茅ヶ崎市役所本庁舎前で貸与式が行われた。
これは同社が取り組む「電気自動車活用事例創発事業」の一環。電気自動車を単に利用するだけでなく、より良い街づくりや行政課題の解決策の一助となる活用方法を考案した地方公共団体に対し、車両を貸与する事業に市が応募した。
貸与された電気自動車「e-NV200」は5人乗りで、1回の充電で188Km走行できる。コンセントが2カ所あり、バッテリーから1500kwまで取出しが可能。市は保育園や小中学校等で開催している「交通安全教室」の機材や防災訓練等の電源などで同車を活用する。
式典には服部信明茅ヶ崎市長ら市職員のほか、日産の関連会社役員らが出席。市内萩園に本社がある、日産グループの(株)オーテックジャパン貴田晃常務執行役員は「茅ヶ崎市と共にこの事業を進め、様々な活用事例を作って全国に発信したい」と語った。また、服部市長は「CO2の抑制など、電気自動車の普及は全国的にも必要。市民の皆様にPRし、有用性を伝えていければ」と話していた。
近隣では座間市、伊勢原市、横須賀市、愛川町、松田町が同社から同様に貸与を受けている。
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