指名書を受け取った山田うんさん（左）
茅ヶ崎育ちの振付家・ダンサーの山田うんさんが、２０１６年度文化庁文化交流使に指名された。これは文化庁が２００３年度から行っている事業で、芸術家や研究者などを一定期間諸外国に派遣するもの。今回は建築家や日本舞踊家、落語家など山田さんを含め計６人が指名された。
これを受け、山田さんは２０１７年３月から半年間の期間、イスラエルやドイツ、カナダ等で実演や実技指導、現地のダンサーとの情報交換などを行う予定。
４月18日に行われた指名書交付式に出席した山田さんは「指名され光栄です。これまで交流のあるアジア、欧州、中東だけでなく、まだ訪れていないアフリカや中南米にも訪れようと考えています」とコメントを寄せ「現地では舞踊、音楽、美術、そして生活を通じ多くの人々やものに触れ、全身で異文化社会を吸収したい。また、日本人として日々感じている疑問や思いをダンスを通じて深く広く世界へ発信して来ようと思っています」と続けた。
山田うんさん
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