「ファラオもその昔食べたのかと思うと感慨深い。歴史を感じる味に思える」―。浜崎雅江さん=西久保在住=が「ツタンカーメンのえんどう豆」を4月23日に収穫し、豆ご飯に調理して食事会で振る舞った。
この豆は、古代エジプトのツタンカーメン王の墓から副葬品として出土した豆の子孫と言われているもの。浜崎さんはロマンを感じさせるこの豆に惹かれ、20年ほど前に友人を通じて豆の種子を譲り受けた。毎年自宅で育て、昨年からは浜崎さんが所属する地元住民によって結成された「駅と緑と絆の会」が管理する西久保の「五郎兵衛コミュニティパーク」で栽培。収穫したこの日は、同会の藤原ミチヱさん=西久保在住=から譲り受けた釜を使って調理を進めた。炊き立ては薄緑の豆の白いご飯だったが、しばらく蒸らすとうっすらと不思議な赤味を帯びた豆ご飯に。同会メンバーとともに味わった浜崎さんは「美味しかった。来年以降も収穫して歴史を積み重ねていきたい」と話した。
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