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医療レポート【4】 意外に多い 子供の耳の病気 取材協力/茅ヶ崎耳鼻咽喉科クリニック
子供は症状をうまく伝えることができないため、気付かないうちに難聴になっている場合があります。専門医として長年、耳の手術を手掛ける山本院長に話を聞きました。
「お子さんの難聴で圧倒的に多いのは鼓膜の奥に水が溜まる滲出性中耳炎です。特に保育園に通うお子さんに多く見られます。この病気は鼻や鼻の奥にあるアデノイドが原因であることが多いです。放っておくと言葉の発達が遅れたり、慢性中耳炎や真珠腫性中耳炎など重い病気の原因となることもあります。
治療には外来での処置やのみ薬、最近では漢方薬を使うこともあります。これらの治療で治らない場合、鼓膜を切開してチューブを入れる方法を行うこともあります。鼻水やいびき、声が大きくなった、耳をさわるなどの症状がある場合には、専門医の受診をおすすめします」
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