熊澤酒造(株)(熊澤茂吉代表)と(株)大竹農園(大竹孝一代表)が茅ヶ崎産米を使った日本酒「かっぱの純米吟醸」(720ミリリットル、1490円税込)を完成させ、5月25日から発売を開始。限定2500本で熊澤酒造ほかカギサン酒店など県内20店で販売している。
この日本酒は大竹農園が芹沢の農地4反で昨年5月に作付け、秋に収穫した酒米(五百万石)約1500kgを使用して作られたもの。
大竹農園では、かねてから市内の耕作放棄地を活かす方法を考えていた。一方熊澤酒造では、地元産の酒米があれば酒造りに生かしたいと希望していた。昨年の2月に大竹代表と熊澤代表が偶然出会い、2人の希望が合致。茅ヶ崎産米での日本酒造りがスタートした。
「初めての酒米作りは手さぐりの毎日」と大竹代表。熊澤酒造の杜氏・五十嵐哲朗さんは「土地により米に個性がある。温度管理など工夫した」と仕込みの苦労を語った。酒造内の敷地の井戸水と酵母を使い「オール茅ヶ崎産」にこだわった日本酒は、湘南の夏に合うすっきりと爽やかな味わい。さらにラベルも地元の河童徳利伝説をモチーフに作成し、茅ヶ崎市をアピール。6月9日からハワイで開かれる商工会議所の経済交流会でもお披露目する予定となっている。
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