49erを操船する高橋さん（手前）と牧野さん
茅ヶ崎市東海岸南出身・在住の高橋賢次さん（33）＝人物風土記で紹介＝が、８月５日から開催されるリオデジャネイロオリンピックにセーリングの日本代表として出場する。前回のロンドンに続き２度目の五輪挑戦となる。
高橋さんが出場するのは２人１組で操船を行う49ｅｒ（フォーティーナイナー）級。他のクラスよりも船が大きく、スピードも速いこの種目で、ロンドン五輪でもパートナーを務めた牧野幸雄さん（ともにトヨタ自動車東日本（株）所属）とメダルを狙う。
３月に最終選考にあたるアジア選手権がアブダビで開催され、８チームが「大陸枠」をかけて争った。「自分の競技人生で１番痺れた」というレースは、初日５位と出遅れるも、風量などコンディションの悪さにライバルたちが苦戦する中、見事に風をつかみ優勝。五輪出場権を獲得した。
前回のロンドンでは20チーム中18位に終わった高橋・牧野ペア。フィジカル面の強化など以前にも増してトレーニングに取り組み、レベルアップを図ってきたという。高橋さんは「４年間長かったが、まだスタートラインに立ったばかり。強豪ばかりで簡単には行かないが、これまで自分を支えてくれた家族や地元茅ヶ崎で応援してくれる人たちの為にもメダルを持ち帰りたい」とリオへの意気込みを語った。
セーリング代表選手らは競技が行われる８月12日から19日に向け、７月上旬から２週間現地で合宿を行い、下旬には最終調整のため再び現地入りする。
応援者集い壮行会も
地元・茅ヶ崎から高橋さんを応援しようと、６月12日（日）に市役所分庁舎６階コミュニティホールで壮行会「高橋賢次君を励ます会」（高嶋毅代表発起人）が開かれる。時間は午後６時30分から。会費は３千円で事前申し込み不要（希望者は誰でも参加可能）。
詳細・問い合わせは升源【電話】０４６７・８６・９４９６（午後２時から５時）へ。
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