森友二さん(16)=茅ヶ崎市東海岸南在住=が、7月31日までアメリカのカリフォルニア州で開催された全米最大級のサーフィンコンテストに出場し、3位入賞を果たした。また、9月17日(土)からはポルトガルで行われる世界大会へ、日本代表の一人として出場する。
今回初出場を果たした「USオープン プロ・ジュニア」について、「浜辺いっぱいの観衆に驚いたが、誰よりも目立とうという気持ちで臨んだ」と振り返る森さん。順調に勝ち進みファイナリストとなったが、惜しくも優勝を逃し3位に。「乗らなくてもいい波に乗ってしまい、見極めを誤ったのが反省点。世界の壁は厚いと感じたが、良い経験になった」と話す。森さんはこの大会で、日本人として歴代3人目のファイナリストとなる快挙を果たした。
「世界で戦うサーファーに」
森さんは東海岸小1年の頃、父の影響を受けてサーフィンを始めた。一中を経て今春からは「世界で戦えるサーファーになりたい」と、通信制の日出高等学校=東京都目黒区=に進学した。トレーニング時間が確保できるようになっただけでなく、様々なスポーツで世界を目指す同校の同級生たちの存在に「日々刺激を受けている」という。
森さんは現在、千葉に住む専門のコーチのもとでの練習や、海外の試合に出て経験を積んでいることが多い。それでも「地元・茅ヶ崎は友人と会い、リラックスするために帰ってくる大切な場所」と話す。
次の舞台は日本代表として、9月17日からポルトガルで開催される「ワールドジュニアサーフィンチャンピオン2016」。16歳以下が出場する同大会で「自分は16歳なので出場する中で年齢が一番上。もちろん優勝を目指す」ときっぱりと口にした。
森さんの今後の目標は「世界最高峰のツアーに入って活躍すること」。そして、その先に見据えているのは2020年の東京五輪。サーフィンが正式種目となったことを受け「20歳で迎える4年後が自分自身のピークになると思う。金メダルを獲得したい」と意気込む。
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