8月22日に関東地方を通過した台風9号の影響で、茅ヶ崎市では3地区に避難準備情報を発令。10カ所に避難所を開設した。
この日、茅ヶ崎市では台風の接近を受けて午前7時に市役所や公民館など市内8カ所に早期避難所を開設した。その後、雨の影響で千の川の水位が氾濫危険水位を超過したことから午前11時50分に下町屋一丁目、浜之郷、矢畑の3地区(7135世帯・1万8386人)に避難準備情報を発令。梅田中学校と鶴嶺小学校に避難所を開設した。午後に雨が収まり河川の水位も下がったことから、午後4時30分に避難準備情報を解除し、避難所も閉鎖した。
市防災対策課によれば、避難所の利用者は1人。8月23日時点で市が把握している被害は、道路通行止めが10カ所程度、道路冠水10カ所以上、床下浸水2件、北陵高校のグラウンドなどで倒木があり、民俗資料館(旧三橋家)の壁が損傷、サザンビーチで海の家が1件損傷、公共施設の一部で雨漏りがあった。人的被害や半壊・全壊の家屋被害の報告は入っていない。
市では、大雨などによる初期浸水を防止するための土のうと土のう袋の配布を希望者に行っている。問い合わせは市建設総務課【電話】0467・82・1111へ。
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>