子育て中の女性が、子どもを見守りながら働ける就職支援施設「ママスクエア」が1月27日、ラスカ茅ヶ崎店にオープンした。茅ヶ崎市が創設した補助金を活用した初のケースで、県内でも初出店となる。
この施設は全国11カ所で同様の施設を運営する(株)ママスクエア(藤代聡代表)が開設した。ワーキングスペースにキッズスペースとカフェが併設されており、母親が働く場所からガラス越しに子どもの姿が見えるのが特長。キッズスペースには保育士を含む保育スタッフが常駐する。
勤務はシフト制で現在16人が「オペレーター」としてテレマーケティングなどの業務に就く。「扶養内の勤務など自分に合った働き方ができる。教育・研修を行うのでブランクは問題ない。子育てしながら仕事に就けることに喜びの声は多い。ママたちのスキルアップにつながれば」と同社。
市の補助金活用
茅ヶ崎市は少子高齢化による労働力減少などの解決を目的に、2015年度に「茅ヶ崎市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定。目標達成に向けたリーディグプロジェクトの「多様な働き手、働き方創出事業」として「女性の働きやすい環境づくり」を推進している。同施設はこの事業の一環で市が創設した「女性のための就職支援施設整備費補助金」500万円を活用して開設された。女性の活躍を喫緊の課題に挙げている市と「女性の新たな就労スタイル」を進める同社の思惑が一致した。市は今後事業の検証を行い、蓄積したノウハウを市内企業の支援に活用していく。
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