各自の推薦本を独自の目線で発表した
浜見平の「まちづくりスポット茅ヶ崎」で２月４日、
「知的書評合戦 ビブリオバトル」が開催された。
参加者が薦めたい本を持ち寄り、順番に魅力を発表した後で投票を行い、最多得票の「チャンプ本」を決める同バトル。全国各地で普及活動を行っている普及委員会のメンバーである滝直哉さん＝人物風土記で紹介＝がアドバイザーになり同所で初めて開催された。
この日は小学生から80代の５人の男女が参戦。滝さんのルール説明後に発表の順番を決め、バトルスタート。発表者は小説や歴史漫画、児童文学など持ち寄った本の魅力について、持ち時間５分以内で、本との出会いや内容の面白さなど工夫を凝らして発表した。発表終了後、観客を含めた全員による挙手で「チャンプ本」が決定。藤沢市内から参加した原雅子さん（52）お薦めの児童文学書「ルチアさん」が選ばれた。原さんは「自信を持って薦めた本が選ばれてうれしい」と話し、滝さんは「これを機に定期的に開催していきたい」と手ごたえを感じていた。
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