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茅ヶ崎版 公開:2017年2月24日 エリアトップへ

茅ヶ崎市民文化会館 3月1日から休館 耐震補強・改修工事で

文化

公開:2017年2月24日

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改修前の市民文化会館
改修前の市民文化会館

 茅ヶ崎市民文化会館(茅ヶ崎1の11の1)が3月1日(水)から休館し、4月から耐震補強・改修工事を行う。リニューアルオープンは2018年10月を予定。

 同館は1980年の開館から36年が経過しており、2004年に行った調査の結果、耐震性の不足や老朽化が指摘された。市の「公共施設整備・再編計画」に位置づけ、09年度から10年度に基本設計・実施設計を実施。利用者団体の代表市民、行政、アドバイザーを交えて開催した協議会からの要望意見を取り入れた。

 計画の延期に伴い、基本設計から5年が経過した時点で修正設計を行い、東日本大震災を教訓に法整備された「天井の改修」「LED照明の積極採用」を盛り込んだ。また15年に策定された「市バリアフリー基本構想」にも沿った改修とする。

 耐震補強は耐震壁の新設などを行い、ls値(構造耐震指標)を改修前の最低0・44から、災害時応急対策活動拠点として機能する0・75以上を確保する。

ミニホールの新設も閉館前日には催し

 建築改修については1階にサブエントランスを設け、会館事務所を2階から1階へ移設。大・小ホールは客席椅子の幅を広げて快適性向上を図るほか(席数自体は各ホール減少)、車いす用客席を増席する。

 また、100人収容可能な練習室兼ミニホールを1階に新設。1階展示室は場所を移設して改修し、利用者ニーズに合わせて3分割利用が可能となる。

 バリアフリー化については、2階ロビーの床の段差を無くし、大ホールホワイエのエレベーターと小ホール入口にエスカレーターを設置。トイレは洋式化し、多機能トイレもリニューアルされるほか、多目的室・授乳室も設けられる。

 同館再整備事業の総事業費見込みは49億9700万円。リニューアル後の同館の休館日・開館時間の拡大、利用料金上限の引き上げについての条例一部改正や工事請負契約は、3月23日(木)まで開会中の市議会定例会で審議される。

 休館中の同館事務所は茅ヶ崎市体育館(十間坂3の6の5)内に設置。18年10月分以降の施設利用の予約受付再開は、17年10月からを予定している。

 問い合わせは市文化生涯学習課【電話】0467・82・1111、施設利用については(公財)茅ヶ崎市文化・スポーツ振興財団【電話】0467・85・1123へ。

市民文化会館の36年を振り返る

 休館前日の2月28日(火)には、茅ヶ崎市文化団体協議会が主催する催し「千秋楽」が開催される。「文化会館を利用したことがある皆様に津々浦々を目に焼き付けてもらおう」という目的で、同館36年の歩みを振り返る展示や舞台企画、寄せ書き展示などが行われる。時間は正午から午後7時15分まで。入場無料。

 催しについての問い合わせは千秋楽事務局【電話】0467・26・0565へ。

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