茅ヶ崎版 掲載号:2017年3月10日号
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イオン茅ヶ崎中央店とイオンスタイル湘南茅ヶ崎の壁画を手掛けている 千葉 和恵さん 東海岸北在住

「アートで人を笑顔に」

 ○…「ショッピングに訪れた人が壁画を見て、季節を感じて笑顔になってもらえたら」。イオン茅ヶ崎中央店とイオンスタイル湘南茅ヶ崎内の改装中店舗の仮囲いに、このほど春のモチーフなどを描いた。縦4m×横12mのキャンバスに向かい「大きな作品なので体力勝負。制作中にお子さんから高齢の方まで『素敵な絵ね』『頑張って』と声を掛けてもらい力になった」。これまでも市などの依頼を受け、各季節をイメージした壁画を手掛けてきた。

 ○…チョークアート教室「アトリエポップチョーク」を主宰。カフェの看板アートが始まりと言われる、オイルパステルを用いて黒いボードにカラフルな絵を描くチョークアートに、子育てが一段落した際に通った教室で出会った。「描いた後に指で擦り色を混ぜていくので、直接触れて生み出す感覚が面白い」。その魅力を広めようと、7年前から市内各所で教室を開く。「幅広い世代が楽しみながら新たな作品に挑戦していく姿に手応えを感じている」

 ○…横浜生まれ。小学校高学年時、夏休みの宿題で思いつくままに「カラフルなヤシの木の滑り台で遊ぶ人」を描いた。その時に恩師からかけられた”あなたの感性はあなただけのもの。大切に育てていって”という言葉が胸に刻まれ、今も原動力になっている。「認められて心の底から嬉しかった。先生のように人の感性を伸ばし可能性を広げられる人になりたい」と夢を抱き続け、美術短大に進んだ。

 ○…卒業後は住宅メーカーで建築アシスタント、フリーのPOPライター、地域情報誌のライターとして活動。長女の小学校入学を機に夫の地元茅ヶ崎に移り住み、高3の娘と中1の息子を育てている。これまでの壁画制作には建築設計士の夫が手伝い、今回は初めて娘も協力して描いた。「家族の協力があってできた壁画。娘は中学時代美術部だったから、絵も上手で本当に助かった」と少し誇らしげな母親の笑顔を見せた。

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