3月19日、20日に国立代々木競技場第二体育館で行われた「第28回全日本テコンドー選手権大会」(日本国際テコンドー協会ほか主催)。「テコンドー茅ヶ崎道場」(若松町・田部勝巳師範)所属の男子5選手が個人戦種目別や団体戦県代表メンバーとして、準優勝と3位の成績を収めた。
今大会には、昨年の大会優勝者のほか、予選会を勝ち上がった選手たちが出場。トゥルと呼ばれる「型」と、マッソギと呼ばれる「実戦形式の組手」の各種目で競った。田部師範は「今回は優勝がなく残念だった。それでも、ジュニアからシニアに上がった選手らの内容が良く、次につながる試合が多かった」と振り返る。
同大会に初出場し「個人マッソギ男子57kg以下級」で準優勝を果たした坂巻翔太さんは「準決勝で道場の先輩の中川さんに勝てたのは良かったが、決勝では詰めが甘く勝てなかったのが反省点。この経験を生かし、次は日本一、その先に世界を目指したい」と意気込む。
茅ヶ崎道場から入賞した選手たちは、普段は会社員や大学生。勤務後などに週2回ほど道場へ通い、汗を流している。田部師範は「皆仕事や勉強とテコンドーを両立して日々強くなっている。今回の結果に満足することなく、来年の大会や世界の舞台を見据え稽古に励んでほしい」と話した。
各選手の成績
各選手の成績は以下の通り(敬称略・カッコ内は年齢と在住地)。▽中川友太(23・藤沢市)…トゥル男子2段準優勝、マッソギ男子57kg以下第3位、団体マッソギ男子県代表第3位▽坂巻翔太(18・浜須賀)…マッソギ男子57kg以下準優勝▽平間陽太(18・浜之郷)…個人トゥル男子2段第3位、個人マッソギ男子71kg以下第3位▽青木隆将(20・東海岸南)…団体マッソギ男子県代表第3位▽瀧澤悟(26・海老名市)…団体マッソギ男子県代表第3位
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