茅ヶ崎版 掲載号:2017年5月26日号 エリアトップへ

茅ヶ崎市 特殊詐欺が県内最多 「異常事態」と注意喚起

社会

掲載号:2017年5月26日号

  • LINE
  • hatena

 今年茅ケ崎警察署管内で発生した振り込め詐欺などの「特殊詐欺」が、件数、被害額ともに県内最多となっている。

 1月から5月18日現在までに発生した特殊詐欺の認知件数は55件(前年同期比34件増)。被害額は約1億2591万円(同約5730万円増)にのぼる。

 同時点までの県全体の認知件数は671件(同259件増)、被害額は約15億4357万円(同約2億7600万円増)。

 茅ケ崎署管内は半年経たない内に昨年の発生総件数64件に迫る勢いで、続く大和市の40件、6100万円とも大差があることなどから、「異常事態」として危機感を高めている。

オレオレ詐欺被害が多数

 茅ケ崎警察署管内で発生した特殊詐欺55件の手口の内訳は、「オレオレ詐欺」42件、「還付金詐欺」9件、「架空請求」4件。中でも、息子などの身内や親しい友人などを装って金銭を要求する「オレオレ詐欺」の被害が、件数、被害額ともに目立っている。

 特殊詐欺を担当する同署生活安全課によると、「会社のお金を紛失した、事故を起こした、といったパターンは今でも多い。しかしまだひっかかってしまう人がいる」という。

カード手渡し型被害が増加

 「オレオレ詐欺」被害で最近急増している新たなパターンに、クレジットカードなどを直接取りに来る「カード手渡し型」がある。また架空請求では、20代などの若者の被害も発生している。

 同課は「いずれも振り込みと異なり、他者の目が入らないため、途中で発覚しにくい点が被害を拡大させている」と危惧し「手口の多様化も被害増加に拍車をかけているのでは」と分析する。

70代女性の被害目立つ

 茅ケ崎署管内で被害が増加している理由について同課は、高齢者が多く住む点を挙げる。被害は50〜80代が多く、中でも70代の女性の被害件数が目立つ。

 「被害にあった方は皆、特殊詐欺のことを知っていても、その被害にあってしまった。実際に連絡があると、パニックになってしまう。自分こそが狙われている、と思わないと隙が生まれてしまう」

有効な対策は「留守番電話」

 これらの特殊詐欺に有効な対策は「留守番電話の設定」。茅ケ崎署によると、詐欺の初動のほとんどは固定電話からという。「犯人は、留守番電話に声、つまり証拠が残ってしまうことを避ける傾向がある。用事がある人は何度もかけてくるか、メッセージを残す。ぜひ留守電の設定を」と呼びかける。

 同署では、生活安全課を中心に、防災無線やイベントなどで、繰り返し注意喚起をしているという。

 「郵便局、株の権利売買、還付金、直接顔を合わさないお金の話は全て詐欺と思ってほしい。不審に思ったらすぐに連絡を」と同署。問い合わせは【電話】0467・82・0110へ。
 

茅ヶ崎版のトップニュース最新6

被害の2/3が無施錠

自転車盗半期調査

被害の2/3が無施錠 社会

茅ケ崎署「鍵かけ徹底を」

7月23日号

産前産後の悩み手助け

産前産後の悩み手助け 社会

助産師会が冊子作成

7月23日号

「孤立する子どもの居場所に」

「孤立する子どもの居場所に」 社会

南湖に「多世代ハウス」が誕生

7月16日号

かながわブランドに登録

トルコナス

かながわブランドに登録 社会

市内若手農家が栽培

7月16日号

空手で「強化選手」に

香川在住三川さん

空手で「強化選手」に スポーツ

8月にはインハイ出場

7月9日号

小学校向け防災教材作成

茅ヶ崎市

小学校向け防災教材作成 教育

地域ごとのリスク紹介

7月9日号

えぼしいわ夫とひんやりサマー

ひんやりギャグ大募集&チケットCP

https://www.lusca.co.jp/chigasaki/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 7月23日0:00更新

  • 6月25日0:00更新

  • 2月7日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2021年7月23日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter