茅ヶ崎市は2017年度から地域リハビリテーション活動支援事業として「自宅リハビリテーション」と「サロンリハビリテーション」を開始。理学療法士や作業療法士が個人宅や地域活動の場で介護予防の助言などを行う。
2015年4月の介護保険法の改正により、市町村は「介護予防・日常生活支援総合事業」を実施することになった。
これを受け市は、17年度から新たに一般介護予防事業の一つである「地域リハビリテーション活動支援事業」を開始する運びとなった。
リハビリの専門職である理学療法士や作業療法士が、高齢者の身体の状態を分析し改善するための手段を助言。高齢者それぞれに最も適した動き方の習得や、福祉用具の設置など「自宅での生活の継続」を目指すのが狙いだ。
市独自の「自宅リハ」
「自宅リハ」は介護予防のためのリハビリが必要な高齢者宅を、理学療法士や作業療法士が訪問。転倒予防や介護予防の観点から、生活環境を整えるための技術的な助言のほか福祉用具設置などの指導を行う。自宅環境や高齢者自身の身体の状態に合わせて対応できるのが特長で、市独自の事業。
対象は市内在住の65歳以上とその家族。利用は無料で原則1回に限られる。5月26日現在「手すりをつけたいがどこに設置すればよいか」など4件の相談に対応した。
一方「サロンリハ」は、市内在住の65歳以上が主となる市民主体の活動団体(高齢者サロンなど)が対象。理学療法士らが訪問し、虚弱化予防や健康指導などを行う。1団体あたり原則年1回程度無料で利用できる。5月26日現在3件の依頼があり、6月から順次実施される。
問い合わせは、市高齢福祉介護課【電話】0467・82・1111へ。
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