茅ヶ崎に夏の訪れを告げる「浜降祭」が7月17日(月・祝)の海の日に、茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)で開催。今年は茅ヶ崎市内30社と寒川町内4社の本神輿と子ども神輿39基が海岸に参集する。
当日は、深夜から早朝にかけて神輿が各神社を出発。心身の罪やけがれを清めるために神輿が海に入る「みそぎ」は、午前4時頃の入場時、また7時から行われる合同祭終了後の8時以降を予定している。
早朝に行われることから「暁の祭典」とも呼ばれる同祭典。起源は諸説あるが、2つの説が有力とされる。江戸後期、寒川神社の神輿が相模川で行方不明になった後、南湖の漁夫が海でご神体を発見し寒川神社に届けたことから、海でお礼のために「みそぎ神事」を行うようになった伝承。もう一方は、同じく江戸後期の資料『新編相模国風土記稿』に、鶴嶺八幡宮で寒川神社の伝承より古い時代から海で「みそぎ神事」が行われていたという記述。
2つの伝承が合わさり定着し、1876年には名称を「浜降祭」に変更。1978年に県の無形民俗文化財に指定された。
問い合わせは茅ヶ崎海岸浜降祭保存会(茅ヶ崎商工会議所内)【電話】0467・58・1111へ。
|
<PR>
茅ヶ崎版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|