創立30周年を迎えた異業種交流会「ハイテクメイト湘南」の8代目会長を務める 森田 雅己さん (株)オーテックジャパン理事 56歳
自分の可能性を信じて
○…2015年にハイテクメイト湘南の会長に就任以来「異業種交流を通じてビジネスにおける創造性を培う」という設立趣旨に立ち返り、他団体との連携や活動再活性などに精力的に取り組んできた。同会30周年の節目に、「これまでの会長らの意志を受け継ぎながら、見直すべきものは見直し、茅ヶ崎のために何ができるのか考え続けたい」と気持ちを引き締める。
○…千葉県柏市出身。プロを夢見る野球少年は、「ギャラン」に乗る車好きの叔父の影響でいつしか車に憧れるようになった。公務員の両親から自身もその道を期待されたが「自分の可能性を試したい」と一般企業へ。「海外進出に積極的だった日産にしたんだ」と当時を振り返る。人事部をスタートに米国勤務や秘書室でカルロス・ゴーン氏の右腕を務めるなど多忙の日々を送り、2012年に日産グループの特装車メーカー(株)オーテックジャパンに籍を移した。現在は理事や関連会社社長職を務める。オーテック創業者でハイテクメイト2代目会長も務めた櫻井眞一郎氏の「当社は地域に育てられた」の言葉を受けて8代目会長に就いた。
○…妻と娘と息子の4人家族。3匹の愛猫が日々の癒し。夫婦ともに大の乗り物好きで若い頃は二人でバイクを走らせた思い出も。愛車は”オーテック仕様”のエルグランドと、「一生のお願いで妻の許しを得た」というフェアレディZ。「2人乗りで癖のある車だけど、カッコいいからすべて許せる」と、宝物を前にした子どものように笑う。
○…「会社で色々と経験してきたつもりだったが、会を通じ、多くの人と出会い、もっと広い世界と経験から刺激を受けた」と目を輝かせる。「どんなにいい会でも受け身では何も得られない」と繰り返す。「今は手軽に出会える時代。だからこそ会自体も参加する価値を創出し、積極的に関わってもらえる魅力的なものにしていきたい」と意気込みを語った。
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