文部科学省が地域や職場でスポーツの普及や発展に貢献した関係団体を表彰する「生涯スポーツ優良団体」に、「茅ヶ崎山岳協会」(水島伊三雄会長)が選出された。
設立年数や活動内容などの審査基準をもとに、各都道府県の教育委員会や体育協会などの選考を経て推薦される同表彰。今年は118団体が選ばれ、同会は神奈川県体育協会からの推薦を受けて受賞した。
「茅ヶ崎山岳会」と「茅ヶ崎市役所山岳部」からなる茅ヶ崎山岳協会は、1953年に発足。創立当時から安全登山の普及と啓発、親睦と技術向上を目指し活動している。春と秋にそれぞれ行う市民ハイキングと沢登り、来年60回目を迎える市民富士登山を恒例行事とし、安全登山の講演や知的障害者施設が行う登山のボランティアも行っている。
現在の会員数は55人。近年の女性や中高齢者の登山者増加を受けて、20代から60代まで幅広い年代の男女が参加している。
10月6日に行われた表彰式で盾と表彰状を受け取った水島会長は「登山は幅広いジャンルがあり、個人の年齢や体力に合わせて、心と体の健康を目的とした生涯スポーツとして楽しむことができる。過去5人の会長や会員の長年にわたる活動が認められたことは、会の今後の活動の大きな励みとなる。登山愛好者の増加を受け、今後も安全登山を心掛けて伝統ある活動を続けていく」と話した。
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