「♪か・な・が・わ 商店街! ち・が・さ・き サザン通り!」――。JR茅ケ崎駅南口のサザン通り商店街(約60店舗・脇吉昭会長)が制作した商店街のPRソングが話題を呼んでいる。
軽快なリズムに合わせてラップ調で商店街の場所や魅力を伝えるユニークな内容。8月に曲が完成してから商店街で流しているほか、9月にミュージックビデオが完成してからはユーチューブにも投稿している。
県内の商業者有志でつくる「かながわあきんどの祭典実行委員会」(小林健二会長)が、商店街からの地域活性化を図るためPRソングを募集。作・編曲家の岩室晶子さんが作曲した曲に商店街がそれぞれ歌詞を考えて応募する形式で、小林会長が所属する同商店街が他に先駆けて参加した。
楽しさ広める
同商店街では「曲を聞いた人に『サザン通りって楽しそう』と思われるような歌にしよう」と歌詞を考え、8月に商店街のスナック「シュール」でレコーディングを行った。収録には脇会長ら商店街から9人が参加して、4時間をかけてノリノリの一曲が完成した。また、後日制作されたミュージックビデオは、曲と共に収録風景や商店街の店舗、店主、商品、料理などが次々に登場する楽しげな内容に仕上がっている。
小林会長は「商店街でなるべく多くの人が歌詞作りに関わることが大切。商店街ごとに面白い歌詞を付けてみんなで歌って、楽しみながら広めてもらいたい。そうして曲を聞いた人が興味をもって商店街に足を運んでもらえるようになれば」と期待を寄せる。市内外の商店街で追随する動きもあり、小林会長は「参加を募り、どの曲が良かったか2020年を目標にネット投票なども考えている」と話している。
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