公益社団法人茅ヶ崎青年会議所の2018年度理事長に就任した 渡辺 久夫さん 香川在住 38歳
失敗恐れず我武者羅に
〇…今年創立50周年を迎える茅ヶ崎青年会議所(茅ヶ崎JC)新理事長に就任し、「温故知新」をスローガンに掲げた。節目の年を迎え、過去を振り返るだけでなく、次世代に向かって新しいものを生み出していくのがJCの役割と捉え、「失敗を恐れず様々なことにチャレンジしてもらいたい」という自身の強い想いを込め、サブテーマを「輝かしい未来を紡ぐ革新者となれ」とした。
〇…JC加入は2007年。最も印象深い活動は昨年の日本JCへの出向だという。広報系の委員会で副議長を務めたが「広報の知識が全くなかったので大変でしたが、全国から集まった仲間たちに刺激を受け、たくさんの成長の機会になりました」。JC活動を通して自身が最も変わったのは「怒らなくなったことかな。以前は短気でしたからね。人間的に成長させていただきました」と苦笑い。今年は50周年記念式典を控えるなど、重責を担う。
〇…今宿小、萩園中、茅ヶ崎高校出身の生粋の茅ヶ崎っ子だ。3兄妹の真ん中で手のかからない子だったとか。中学時代は野球部に所属し、ポジションはピッチャーとサードをこなすも「弱小だったから勝ち負けにこだわらずに楽しめた」。高校時代はガソリンスタンドでバイトに励み、卒業後は建設会社に就職。05年に独立開業した。現在は妻と娘2人の4人暮らし。仕事とJC中心の生活で多忙を極めるも、「のんびりしながら子どもと遊ぶ瞬間が至福の時」と話す。「茅ヶ崎市民は人柄がよく、何でも受け入れる懐の深さがあり、自然豊かな独自の文化が発達した住みよいまち」と地元愛も深い。
〇…好きな言葉は「挑戦」。「何かに挑戦するときに必要なのは覚悟であり、決めてしまえば全ては動き始める。青年らしく我武者羅に突き進もう」。メンバーを鼓舞する新リーダーの眼差しは「魅力あふれる茅ヶ崎の未来」をしっかりと見据えている。
|
<PR>