茅ヶ崎市美術館展示室2(東海岸北)で2月25日(日)まで開催されている「ART ALL STARS 茅ヶ崎・寒川地区高校生アート展」(主催・ART ALL STARS実行委員会)。地域の高校生らの作品を一堂に会するこの企画が、今回の第20回目を持って、一度、歴史に幕を下ろすことになった。
茅ヶ崎市美術館が開館した1998年から、毎年続けられてきた同展。”高校生による高校生のための高校生の企画展”をコンセプトに、各高校美術部の交流や若者の創作活動の活性促進、作品展示の場として企画され、高校生らが中心となって運営してきた。
当初は参加する生徒も各校の美術部のみで、展示作品も油絵など平面構成が多かったが、回を重ねるにつれ立体作品や共同制作なども増え、近年では写真部、書道部、漫画研究部なども参加者に名を連ねるようになった。同館は「茅ヶ崎、寒川と限られた地域ながらも、作品・参加者ともに時代背景を反映させて続いてきた」と振り返る。
一方、SNSなどを含め、作品の展示の場も広がり、学生らの活動も開始当初と比べ活性化したことから、同館は「当初の目的を達成したと判断し、20年目の節目に、一度幕を引くことになった」と話す。
「ぜひ多くの方に来場を」
観覧時間は午前10時から午後5時(最終日の観覧は3時)まで。入場無料。
同実行委員会は「それぞれの学校という枠を飛び越え、刺激を受け、与えあってきた。ぜひ多くの方に来場してほしい」と呼びかけている。
問い合わせは同館【電話】0467・88・1177へ。
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