会派 自由民主党茅ヶ崎市議団 茅ヶ崎市議会議会報告 平成30年度第1回定例会を終えて
平成30年度茅ヶ崎市議会第1回定例会が、全議案可決で3月22日に閉会しました。当会派は平成30年度施政方針、各議案について賛成の立場でしたが、会派として若干の意見を申し上げました。
各議員の動向
水島代表は教育経済常任委員、永田副代表は予算委員長と環境厚生常任委員、柾木顧問は総務常任委員、広瀬顧問は都市建設常任委員、岩田議員は総務常任委員長、小島議員は環境厚生常任副委員長、水本議員は教育経済常任副委員長、小川議員は都市建設常任副委員長として議事に臨みました。また、会派を代表して水島代表が市長の施政方針に対する総括質疑を行いました。
総括質疑の概要
平成29年5月に新たに結成した自由民主党茅ヶ崎市議団として平成30年度施政方針に対する総括質疑を行いました。
財政状況について
総合計画の仕上げとなる第4次実施計画の初年度となることから財政面について、急速に進む少子高齢化により扶助費等の増加や職員の業務量の増加で大変厳しい財政状況が続いていることについて市長の考えを伺いました。また、税収の増加を図ることが重要と考え、市内における地域経済の循環などについて問いました。
子育て支援について
全国的に問題となっている保育士不足に対する対応や待機児童解消対策について見解を伺いました。
教育行政について
いじめ対策についてはこれまでの相談体制の取り組みと現場の教員に対する意識改革や責任感について指摘しました。学力学習調査の結果を踏まえた取り組みと学力が向上した他市の事例などを挙げ質問。
スポーツの活性化について
柳島スポーツ公園については指定管理者の管理運営や今後開催される大会等について、またスポーツの活性化の観点からオリンピック・パラリンピックに茅ヶ崎市としてどのように関わっていくのか伺いました。
その他、病院経営改革やシティセールスなどについて指摘。
討論
総合計画第4次実施計画の初年にあたり、今まで残された10年となる。大型プロジェクトを優先した結果、先延ばしにした、多くの事業や政策を、C3をバイブルとして、更にふるいにかけると同時に、職員・市民にも協力を求めて必要とする施策の推進を行う姿勢を評価する。
平成30年は何とか乗り切れると推察するが、平成32年は財政的に更に厳しい状況となる事は明白で、その事を意識しつつ、次期総合計画の作成に取り組んでいる事は評価する。
貧困・いじめ等の社会問題への取り組みについて、制度や施策の充実は良いが、関連する部署や現場の連携や意識が無いと効果が発揮出来ない事は、茅ヶ崎市のいじめ問題で明白となった。なわばり意識等の弊害等を排除し、全市的な取り組みを構築して頂くことを要望。
柳島スポーツ公園については、市民の公園である事を指定管理者にしっかり理解して頂く事と、各種スポーツ団体との調整を行政が行う事の2点を求めました。
市立病院に関しては、急性期病院として、信頼と技術の向上こそ経営の要であり、増築工事は認めるが、最新医療設備の計画的導入やより優秀な医師の確保に努めると同時に、健全な管理体制の強化を指摘。
道の駅については、従来からキャンプ場と海水浴場までの動線を資源と考え、主に西南地区を一体化して行くと言われていたが、全く進捗状況が見られない。特に海岸へのアクセスは重要であり、年度内には結論は出して頂く事を強く求め賛成。
可決された予算に基づく平成30年度の主な事業
・平成30年4月から子どもの通院医療費の助成が小学校6年生まで拡大。
・中学校普通教室にエアコンを設置(小学校は平成31年度を予定)
・引き続き認可保育園の待機児童ゼロを目指し、定員拡大への取り組み
・児童クラブにも待機児童が発生してきている事からその対策への取り組み等
■(問):自由民主党茅ヶ崎市議団代表水島誠司【携帯電話】090・7284・6278
自由民主党茅ヶ崎市議団
茅ヶ崎市茅ヶ崎1-1-1茅ヶ崎市役所議会事務局内
TEL:0467-82-1111
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