茅ヶ崎版 掲載号:2018年4月13日号
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「第28回ゆきのまち幻想文学賞」で準大賞を受賞した 岩本 奈恵さん 矢畑在住 37歳

「表現」がライフワーク

 ○…「書くことはライフワークみたいなもの」。セミプロのヴァイオリン奏者として活動する傍ら執筆にも取り組む。受賞作「旅の道連れ」では、環境破壊が進んだ世界で、特殊な能力を持った一人の少年が歌の力で少しずつ地球を”治し”ていくという物語を描いた。「音楽だけでは表現しきれない部分を物語にぶつけているんです」と微笑む。

 ○…大阪府出身。幼い頃から絵本をよく読み、初めて自分で物語を考えたのも小学校に上がる前だった。ピアノを教えていた母の影響で3歳からピアノ、5歳からヴァイオリンを始めた。小学生で兵庫へ移住し、県立西宮高校の音楽科に入学。音楽活動に心血を注ぐ中、息抜きとなったのが物語を書くことだった。高校2年のとき、漫画家・萩尾望都の描く世界観に憧れ、氏が審査員を務める「ゆきのまち幻想文学賞」に応募。初応募で見事佳作に入賞した。

 ○…高校卒業後は上京し、東京藝術大学で音楽理論を学ぶ。一時音楽活動に専念する時期もあったが、その後も応募を続け、5度目にして準大賞の栄誉に浴した。「音楽の専門知識も交えて自分だけが描けるクライマックスの場面を仕上げた。その点が評価されたのだと思う」と振り返る。

 ○…夫と双子の息子の4人家族。学生時代に友人の母のコンサートに出演した時、友人の兄である現在の夫と出会った。双子が生まれると、子育てにより良い環境を求めて茅ヶ崎へ移り住んだ。「茅ヶ崎は人が自由。景色も綺麗で良いインスピレーションがもらえる」と満足気。「今回の受賞でさらに意欲が湧いてきた。次はもっと上を目指したい」と現在は長編も構想中だ。子育てに執筆、音楽活動と目まぐるしい日々を送りながらも晴れやかな笑みは絶えない。

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