茅ヶ崎市はこのほど、2013年に開始し20年の完了を目指す市役所再整備に関し、残る18年から20年までの3つの計画を発表した。市道の右折レーン新設や、旧本庁舎跡地に広場を整備することなどを盛り込んでいる。
計画は、2009年度の耐震診断で旧市庁舎の耐震性に問題があることが判明し始まった。13年から16年に本庁舎建設工事、17年度に旧本庁舎解体工事が行われた。
今回発表された事業は、市道5563号線道路改良工事、旧本庁舎跡地整備工事先工区・後工区の3段階で行われる。
市道工事は6月下旬から
第1段階(地図【1】)は、今年6月下旬から来年1月までを予定している。
かねてより総合体育館や市民文化会館、駐車場などの利用者が多く、県道45号線との交差点付近で混雑が生じていた市道5563号線。円滑な道路交通確保のため、道路幅を6m拡張し、車道右折レーンと市役所側に歩道を新設する。
また、バリアフリー化工事も行われる。路面を凹凸面のあるインターロッキングから、停止線などの視認性にも優れるアスファルト塗装に切り替える。歩道と車道の境界はセミフラット形式に切り替え、車いすやベビーカー利用者、高齢者などに広く配慮する。
催事や災害対策活用スペース
第2段階(地図【2】)は、来年1月から9月にかけ、プロムナードを整備し本庁舎東側入口を使用できるようにするほか、ふれあい橋(歩道橋)の階段とスロープの改修など、国道1号線地下道出入口付近の安全整備も行う。
第3段階(地図【3】)は、来年10月から20年6月にかけ、旧本庁舎跡地に、催事や災害対策スペースとしても活用できる憩いの広場を設ける。広場にはオオヤマザクラやケヤキなど、地域の自然に配慮した四季の植栽を配す。
工費は3段階合わせ、約7億6800万円を予定している。
第1段階の工事中は、市道の片側交互通行を予定。バイク置き場と車いす用駐車場を移設する。市は「ご迷惑おかけしますが、ご協力お願いします」と呼びかけている。
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