サッカー選手を夢見た少年は、その夢の舞台を“アート”へと変え、「フットボール」と「アート」を融合させた“フットアーティスト”として、独自の世界観で創り上げた作品を世に出し続けている。
神秘的な自然美をバックにボールと戯れる人影…。JUNさんが織り成す世界は、すべてに物語があり観る者を強く引き付ける。今では、多くの有名選手が作品に友情出演。TBSで放送中の『SUPER SOCCER』に作品提供するなど、その活躍の場を広げている。
出身は平塚。幼い頃からボールがおもちゃだった。「サッカーバカだった」学生時代を過ごし、結婚。娘にも恵まれた。そんなJUNさんに転機が訪れたのが29歳。同郷のサーフィンフォトグラファー・U―SKEさんの個展を観て、「写真で人を感動させることができるんだ」と。そこから一念発起。フットアーティストという新たな分野を確立し、才能を開花させた。
観覧者ゼロの個展や破られたフライヤーなど、「悔しい思いもしてきた」という。だからこそ「肩書きが必要」と、ブラジルやスペインをはじめとする海外を回り、個展を行うなど実績を積んだ。作品の注目度は年々増していった。
茅ヶ崎の海がお気に入りで、よく撮影に訪れている。活動を通して友人も増えた。「ボールがつないでくれた輪に感謝」。作品を多くのサッカーファンに届けたい、今はそんな夢を追っている。
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