試合で成長し初の快挙
「ソフトボールで湘南地区の中学校が全国に出場するのは初の快挙」と話す武井浩一郎顧問(56)。松林中=写真=は市、湘南、県の各大会に駒を進め「戦いを重ねて、試合で力を出せる強さ」を身に付けていった。
「個々の能力が足りない分はチームワークで補ってきた」と冠城(かぶらぎ)梨世副部長(3年)。関東3位で全国へ進み、初戦の相手は開催地・鳥取の北条中。応援の数で圧倒されたが、最終回(7回)に追い付き、延長タイブレーカーの末5―4で制した。その瞬間、涙を見せた齊藤美鈴部長(同)は「守り切って勝てた。勝負を決めたバッターに抱きついてみんなで喜んだ」と振り返る。2回戦も粘りを見せたが2―3で惜敗し、全国ベスト16の結果となった。
太田翔子副部長(同)は「大会では練習通りのプレーができた。温かく見守って下さった地域の方たちの応援に感謝」。チームのモットー「素直な心と向上心」「感謝・努力・礼儀」は後輩に受け継がれる。
自己ベストで掴んだ夢舞台
7月に行われた県予選で男子200m平泳ぎに出場し、自己ベストの2分22秒39で3位となり、初の全国出場を果たした葛西佳朗君(2年)。
全国では、2分23秒27で予選落ちしてしまったが、「まずは目標としていた全国に出場することができて良かった」と笑顔をみせた。
2歳から水泳をはじめた葛西君。普段は林水泳教室で練習に励んでいる。
来年の目標は、100m・200m平泳ぎで全国へ行くこと。「後半粘れるようスタミナアップをメインに、練習に取り組みたい」と話した。
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