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文教大で「垣根を越えた交流」 障害児らがファッションショー

社会

掲載号:2018年11月2日号

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ショーに参加したモデルと関係者たち
ショーに参加したモデルと関係者たち

 年齢や障害の有無を超えた「バリアフリーファッションショー」が10月27日、文教大学の学園祭「聳塔祭(しょうとうさい)」のイベントの一つとして開催された。障害のある子どもたち、ヘアメイクスタイリストの廣田純也さん(35)、文教大学の学生らが中心となって作り上げたショーの軌跡を追った。

 ヘアメイクを施し、煌びやかにドレスアップした子どもたちが、文教大学の学生たちにエスコートされながらレッドカーペットを颯爽と進んでいく。観客の声援に子どもたちは笑顔で手を振って応えた。

 ショーにはモデルとして、辻堂の障害児の放課後デイサービス「リノア」に通う子どもなど14人が参加。小寺勇聖君(12)は「初めての経験で楽しかった」と笑顔で話し、奥愛華さん(16)は「大人っぽい衣装で少し恥ずかしかった」とはにかんだ。エスコート役の学生・柴沼真紀さん(21)は「あくまで主役は子どもたち。一番はみんなで楽しむこと」と話し、関口貴大さん(21)も「子どもたちにいかにカッコよく、笑顔でいてもらえるかを心がけた」と振り返った。

「関わる人がすべて笑顔に」

 きっかけは昨年10月、鶴嶺高校のボランティア講座に参加した東海岸南在住の美容師・廣田さんと、文教大学国際学部の渡邊暁子教授のゼミ生らが意気投合したこと。以前から国内外で障害者らが出演するファッションショーなどに参加していた廣田さんは、SNSで活動の情報を発信。地元湘南からの反響に「いつか茅ヶ崎でもイベントを」と考えていた。市民活動げんき基金の補助を受け、8月に市役所で実現した1回目のショー。廣田さんは「出演者らの自己肯定感を高めることができた」との手応えを得て、文教大学での2回目のショーでは「他者との交流」により重きを置いた。

 ショーの実現のために結成されたサークル「This Is Me」の学生らも奮闘。代表の小暮夏美さん(22)は「学生モデルの募集など大変なこともあったが、子どもたちと一緒にいるのが楽しくて頑張れた」と話し、廣田さんは「同じステージに立つことでより相手を身近に感じられる。活動が広がることで茅ヶ崎がより住みやすい地域になってほしい。関わる人すべてが笑顔になれば」と期待を寄せた。

奥さん(左)と廣田さん
奥さん(左)と廣田さん

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