茅ヶ崎版 掲載号:2018年11月9日号
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「南湖 ザ ミュージアム」の企画運営を行う「ちがさき丸ごとふるさと発見博物館」(丸博)運営部会員を務める 有村 幸三さん 東海岸北在住 72歳

「楽しい」が地域発信の原動力

 ○…「南湖は茅ケ崎駅ができる前まで、市内の中心地だった。その事実を知る人が減ってきた今だからこそ目を向けてもらいたい」。11月10日(土)から16日(金)まで、「南湖院へ向かう『病院道』」「郷土食『カッパ焼き』」「南湖だけの浜降祭―御幣(ごへい)参り―」などをテーマに、まち歩きやワークショップを実施。自身も含めのべ160人以上のボランティアが地域の魅力の掘り起しに奔走する。

 ○…小学生の頃、雑誌漫画で歴史の面白さに出会う。北条早雲など歴史の幅広い知識を披露すると教諭から「何でそんなに知っているの」と驚かれた。42年間の会社員生活では、社内に「史跡巡りの会」を作って活動。日本百観音巡りを達成し、現在も全国の史跡に足を運ぶのが趣味だ。「足腰は随分鍛えられた」と笑顔を見せる。

 ○…「丸博」事業に携わるようになったのは6年前。定年後、歴史好きが高じて県立歴史博物館でボランティアガイドを行っていたが、5年間で卒業しなければならず「次に何かやりたい」と市役所の社会教育課を訪れた。「その時に出会った職員に丸博を勧めてもらったのがきっかけ」。基礎講座やガイド研修を受けて「県内の歴史の知識はあったが、幼少期から住んでいる地元のことは知らないと実感した」。さらに、市職員が講座を準備する姿を見て「受講者の自分たちは受け身でいいのか。もっと一緒に楽しまないと」と、修了後も勉強会や散策にボランティアで協力するようになった。

 ○…「まずは自分自身が楽しむこと」が原動力。イベント最終日には、「姥島(えぼし岩)」の諸説ある高さについての調査結果が発表される。「測定方法や、結果は何mか、自分も知るのが楽しみ。多くの人に立ち会ってもらえたら」と好奇心いっぱいに呼びかけた。

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