茅ヶ崎版 掲載号:2019年4月5日号 エリアトップへ

いじめ問題 まだ終わっていない デスク・レポート

教育

掲載号:2019年4月5日号

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 ▽第三者委員会による調査報告書が公表され、当時の担任や市教育委員会幹部らに処分も下った。年度末までに発表は終えたものの、心に残る問題はまだ解決していない。小学2年時に被害を受けた男子児童は転校し、この春から小学校の最終学年を迎えるが、いじめ発覚当初から加害児童5人に求めてきた「うそのない心からの謝罪」は、未だ実現していない。

 ▽第三者委がまとめた報告書では、『馬乗り』や『ズボンとパンツを脱がされた』などの事実に基づきいじめが認定された。市教委は現在、加害者側に対して、当時の担任とともに謝罪に向けた気持ちの醸成を図っている。処分発表を機に担任は依願退職したものの、子どもたちの謝罪実現へ引き続き協力していく姿勢を示している。

 ▽いじめが起きたのは、小2。悪ふざけの延長だったのかもしれない。しかし、現実として被害児童は不登校になりPTSD(心的外傷後ストレス障害)を発症。悪いことをしたら謝る。それを諭していくのは、周りの大人たちの責任だ。被害・加害児童、それぞれに向き合って過去を受け止め、未来へ進まなければならない背中を押してほしい。

 ▽今回の一件は、各所で現場の「声」が届かなかった。1年近く暴行を受けた児童の苦痛を、周囲は”見て見ぬふり”。保護者からの訴えによって学校は動き出し、直後のヒアリングで担任は「いじめはなかった」と繰り返した。それでも、第三者委の調査が進む中で担任は翻意し、加害行為があったことを打ち明けた。しかし、報告を受けた市教委職員がその証言資料を第三者委に提出せず。さらなる長期化を招いたことを踏まえ、児童や保護者、教員の声が届く環境を整えてほしい。

 ▽同時に、多くの「目」を向けることが早期発見につながる。市教委が再発防止策として挙げた小学校での教科担任制拡充は、複数の教員が児童に関わることができる。登下校時に、地域の人が子どもたちに視線を送るだけでもいい。学校だけでなく、地域をあげて子どもに目を向け、声が届く街になってほしい。

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