県議会議員選挙が7日に投開票され、茅ヶ崎市選挙区(定数3)は自民党公認で新人の永田輝樹氏(55)=松林=と桝晴太郎氏(28)=十間坂=が初当選、無所属の現職・日下景子氏(63)=中海岸=が4選を果たした。
6人が出馬した茅ヶ崎は、市議からくら替えの永田氏が2万3574票を集めてトップ当選。新人の立憲民主党公認・古川環氏(49)=浜竹=や共産党公認の沼上徳光氏(32)=甘沼=は及ばず、3選を狙った無所属の藤間明男氏=松尾=が議席を失った。
自民が2議席獲得
県内屈指の激戦区となった県議選茅ヶ崎市選挙区。永田氏と桝氏を擁立した自民党が、これまで佐藤光現茅ヶ崎市長(元県議)だけだった議席を増やし、2議席を獲得した。
7日午後10時30分頃、市内代官町に構えた永田氏の事務所に、トップ当選が確実な情勢が伝わった。元市議の永田氏は「これまでやってきたことが多くの方に評価された」と話し、「市民の声をしっかりと県政に反映させていく。近隣格差の解消、安全・安心確保のためのインフラ整備なども、パワーアップさせて前に進めていく」と述べた。翌8日に市民文化会館で行われた報告会で、必勝だるまに目入れした。
選挙戦初陣で、2位当選の知らせに沸いた幸町の桝陣営。28歳の桝氏は「若輩者ですが今後も皆様にご指導いただきたい。次回はトップ当選を」と誓い、秘書として仕えた佐藤市長、河野太郎外務大臣ら駆けつけた支援者に感謝の弁を述べた。
3番目には無所属の現職・日下氏が入った。共恵の事務所に吉報が届くと、4期目を祝う大きな拍手が沸き起こった。日下氏は支援者一人ひとりと硬い握手を交わし、「今後も女性県議として、子どもたちのために今私にできることを精一杯行いたい」と意気込んだ。
投票率は38・11%で、過去最低だった前回を1・46ポイント下回った。
県知事選は黒岩氏圧勝
同日投開票の県知事選は、現職の黒岩祐治氏(64)が225万票を集め、新人の岸牧子氏(62)に大差を付けて3選を果たした。
選挙戦で黒岩氏は、コミュニティ再生と健康寿命延伸などを訴え、街頭で有権者と一緒に写真を撮ったり、ミニ集会を繰り返したりと親しみやすさをアピール。3期目について「人類が経験したことのない人生100歳時代を明るく迎えたい」と、笑いを中心としたコミュニティづくりに力を尽くす考えを示した。
統一地方選後半の茅ヶ崎市議会議員選挙は4月14日(日)告示、21日(日)に投開票される。
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