神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2019年5月24日 エリアトップへ

第34代 茅ヶ崎市議会議長に就任した 水島 誠司さん 高田在住 43歳

公開:2019年5月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

市民感覚に寄り添う議会を

 ○…市議選で4806票のトップ当選を経ての議長就任。周囲の期待を推進力に変え、「政治は『誰がやっても同じだ』と言われがちだが、現場に足を運び市民感覚に寄り添いながら、バランスのとれた議会運営に取り組む」と力強く語る。7会派と無所属3人の総勢28人の長として議会の舵を握り、「43歳の若さを生かして慣例にとらわれ過ぎず、柔軟に意見を取り入れていきたい」と意気込む。

 ○…寒川町宮山で育ち、旭小、旭が丘中ではバスケットボールに汗を流した。高校受験は、まさかの不合格。「勉強が足りなかった。落ち込んでも仕方ない」と即座に切り替え、料理人だった父の背中を追い、厚木調理師学校の門を叩いた。記憶に残るのは、鍋磨き。鏡のようになるまで磨く工程を普通の生徒の3倍は量をこなした。卒業後、箱根の旅館などで料理人として働く中で、食材の状態把握や衛生面の管理に万全を期すための鍋磨きの重要さが身に沁みた。「あの時の先生が自分を見込んで、磨かせてくれたおかげ。人との出会いには恵まれています」

 ○…茅ヶ崎市内の日本料理屋で腕を振るう合間の散歩中、畑に無造作に捨てられた野菜の山を見つけた。もったいない。学校などの公共の場で生かせば良いじゃないか。地元議員に相談を持ち掛けると、「こういう話はたくさんある。本音と建前を擦り合わせて解決を図るのが政治だ」と説かれ、初めて政治を実感した。2007年に30歳で初当選を果たした。

 ○…ホームパーティーや包丁磨き教室など、議員バッジを付けた今でも要望によって腕を振るう。「料理も鍋磨きも、そして政治も。日頃の積み重ねが結果を出す。困っている市民と同じ目線に立ち、解決を目指す政治家であり続けたい」と、真一文字に口を結んだ。

茅ヶ崎版の人物風土記最新6

奈良 英俊さん

3月19日付けで茅ケ崎警察署長に就任した

奈良 英俊さん

茅ヶ崎市在勤 57歳

4月19日

柴田 智美さん

「星空のスカート」を制作して環境問題を訴える

柴田 智美さん

浜之郷在住

4月12日

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市民文化会館で5月6日、初のホール公演を行う

黒木 ちひろさん

茅ヶ崎市内在住

4月5日

櫻井 貴基さん

第六天神社のほか、市内6神社の宮司に就任した

櫻井 貴基さん

十間坂在住 55歳

3月29日

松浦 治美さん

(公財)かながわ海岸美化財団の代表理事を務める

松浦 治美さん

藤沢市在住 66歳

3月22日

田嶋 小梅さん

茅ヶ崎公園をモデルに「防災機能と居場所」が融合する空間をデザインした

田嶋 小梅さん

松風台在住 23歳

3月15日

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

茅ヶ崎版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月25日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook