茅ヶ崎版 掲載号:2019年7月5日号 エリアトップへ

マテバシイプロジェクトを中心となって完遂した 木村 恭子さん 柳島在住 44歳

掲載号:2019年7月5日号

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「園の象徴 残したかった」

 ○…積み木が園児の手に渡りお礼の歌が披露されると、熱い感情が込み上げた。浜見平保育園移転に伴い、園庭にあったマテバシイ(ドングリ)を残す「マテバシイプロジェクト」が終わった瞬間だった。旧園の象徴が形を変え、新園に帰ってきた。「園児たちには大切に使ってほしい」と4年分の思いをにじませる。

 ○…マテバシイの木、切られちゃうらしいよ――。一人娘の卒園間近、保護者の間で衝撃が走った。新園に隣接する公園に移植する方法を市などと模索したが、樹齢が高く木が枯れる可能性が残り、断念。多くの関係者が諦める中、「悲しい結末で終わらせたくない」と決意した。だが、何をすれば良いか分からない。寒川の建築会社に相談したり、ママ友の情報網で木をコマに加工する業者を紹介してもらったりと、各地を回った。プロジェクトノートの1ページ目には『悲観的に準備をし、楽観的に対処せよ』の文字。仲間を募り、箸やコマ、積み木を作ってきた。「園児を見守っていたシンボルツリーを後世に伝えたい。その一心でした」

 ○…サイト管理の仕事と育児、プロジェクト。“三足のわらじ”の息抜きはサザンビーチでの早朝ヨガ。「波の音や鳥の声に耳を傾けながら瞑想すると、心が浄化されていく」。夫と娘の3人での週末のお出かけもリラックスできるひと時だ。

 ○…「方向性に悩むたびに、私の背中を押してもらった」と感謝するのは、愛娘。「元気に育ってくれて、料理も自分で作れるようになった」。10歳になった我が子の成長に頬が緩む。実はまだ、マテバシイの端材が倉庫に残っている。「今後もマテバシイを使ったワークショップを開くかもしれないが、今は考えていません。ひとまずやり切りました」と充実した表情を浮かべた。

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