赤松町在住の荒木瑛登さん(赤羽根中1年)が小学6年生の時に作った標語『この道は 世界につづく ゆめとびら』が、2019年度「道路ふれあい月間」推進標語の小学生の部・最優秀賞を受賞し、さらに今年度の代表標語に選出された。
道路の愛護活動や正しい利用の啓発などのため、毎年8月の「道路ふれあい月間」に合わせ、国土交通省が募集する推進標語。今回は全国から4704作品が集まった。
応募作品は小学生の部、中学生の部、一般の部の3部門に分かれ、川柳作家や交通・環境ジャーナリストらによって選考された。「ゆめとびら」など未来への広がりを感じさせる言葉選びが、新元号の令和にふさわしいと評価を得て最優秀賞に輝いた。野球好きの荒木さんは「ホームランを打った時と同じくらいうれしい」と顔をほころばせた。
「ゆめ」は野球選手
昨年、荒木さんが小和田小学校在学時に短歌を学ぶ授業の一環で、6年生約120人が道路標語に応募した。荒木さんは「深くは考えないで思いつく通りに言葉を選んだ」と振り返る。父の誠さん(47)は、「難しい言葉を使わなかったことがかえって意味に幅を持たせ、読む人ごとに解釈ができることが良かったのでは」と感想を述べた。
現在、平塚のリトルリーグで1年生チームの4番を任せられている荒木さん。「夢はプロ野球選手。未来に向かって頑張りたい」と意気込んだ。
標語は今年度、広報誌などで活用される予定。
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