海岸清掃などを行う海を愛する人々の間で経済循環を促す地域通貨「BYTHE(バイザ)SEA(シー)・coin(BTS)」が7月15日にリリースされた。海洋環境の保護と地域経済の活性化の一挙両得を狙う。
地域通貨とは、市民やNPOなどが発行し、特定の地域内で利用できる通貨。日本ではボランティア活動などに対する報酬として支払われ、その地域内の商店街などで使用される事例が多い。
仕掛け人は須田大輔さん(40)。海辺のライフスタイルを紹介するウェブメディア「BYTHESEA・online」を運営する。
須田さんの狙いのひとつは、海洋環境の保護だ。海でのごみ拾いをする様子や、海洋マイクロプラスチック問題を学ぶ講座に参加したことなどを「#bytheseacoin」を付けてSNSに投稿すると、運営から1BTSが付与される。
もう一つの狙いは地域経済の活性化。獲得したBTSは、同様にBTSを持つ人との間でサービスと交換することができる。例えばサーフィン後にシャワーを浴びたい人が、設備をもつ人にBTSを送ることで施設を利用できる。
現在、登録者数は約50人。須田さんは、「茅ヶ崎には海を愛する人が多い。個人での活動にとどまっていたことが、地域通貨という価値になることで地域経済の活性化につながればうれしい」と話す。
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