卓球の八幡陽介さん(2年)=写真=が、接戦に次ぐ接戦を制して県王者になった。
ハイライトは、関東大会出場をかけたベスト8決め。2ゲームを先取され、後のない3ゲーム目も8-10で相手にマッチポイントを握られる。しかし、そこから4連続得点で12-10と3ゲーム目を取り、4、5ゲーム目も奪い3-2で勝利。土壇場で粘りを見せた八幡さんは、「失うものはないと思い切っていった」。上級生が相手の準決勝、決勝も3-2で制し「1年前は慌てて失点することもあったけれど、今年はそれが減った」と精神的な成長を実感した。
2年連続の関東では、全国をかけた3回戦で惜しくも敗れた。姉2人も卓球で活躍してきたが、県王者のフラッグは八幡家として初めて獲得。「来年は県2連覇、そして全国に行く」。栄冠とともに自信も手に入れた。
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