三重県で8月に開催された「文部科学大臣杯第62回小学生・中学生全国空手道選手権大会」の中学2年生女子形の部で、日本空手協会相州二宮支部の倉品こころさん(萩園中2年)が7位に入賞した。
倉品さんは4月の県大会で2位となり、神奈川県代表として全国大会へ出場。約150人が出場したトーナメントで、空手の形の正確さや力強さ、スピードを競った。
「一つひとつの動作を大切に。出るからには最高の演武を」と試合に臨んだ倉品さん。初戦では緊張していたものの、会場へ駆け付けた支部の先輩や保護者の応援が力になった。2回戦では得意の形「観空大」が演目になって高評価を獲得。続く3回戦も突破し、ベスト8が点数制で競う決勝では、小柄な選手のスピードに得点差をあけられ7位に。「満足はしていない。全国の壁は高かった」と悔しさをにじませた。
さらなる高みへ
3歳から67歳までの73人が日々練習に励む相州二宮支部。妹のほのかさん(今宿小6年)がいることも手伝って、年少の中ではリーダー的存在だ。師範の原伸定さん(48)は「大会の結果に本人が満足していないのが誇らしい。いずれは道場に留まらず、空手界を牽引するような人材になってほしい」と話した。
倉品さんは11月の関東大会に向けて、「目標は形の部で3位、組手でベスト8」と意気込んだ。
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