柳島スポーツ公園で11月17日から24日まで「Ai Sugiyama Cup ITFジュニア神奈川オープン」が開催される。大会には世界5カ国から112人が出場。大会ディレクターを務める杉山愛さんに話を聞いた。
--どのような位置づけの大会ですか
テニスに真剣に取り組み、将来プロを目指す18歳以下のジュニアが出場するカテゴリー5の国際大会です。ランキングを持たない、もしくは低い選手が大きな大会にステップアップしていくための大会です。日本国内でポイントが獲得できるので、プロを目指すジュニアのスタートラインとしての位置づけと考えていいと思います。
--杉山さん自身もITFジュニア大会でキャリアを積んだんですね
はい。上に行くにはグレード4や5でポイントを獲ることが必要でした。当時は国内で同様の大会がなく、アジア各国の国際大会に参加していました。ですから日本で開催できることは大変意義深いと思います。私自身もジュニアの国際大会を経験することで、プロで戦うという意識が芽生えていきました。ジュニア時代にはさまざまな国際大会に出場し、1990年に15歳でジュニア世界ランク1位になったのが最も印象深いですね。
--出場選手に望むことは
ジュニアの頑張りを見て私もすごく元気をもらっています。当時の自分よりもはるかに高いレベルの選手が集結します。世界を目指すジュニアにはこの大会を通過点と捉え、さらなる飛躍をしてもらえれば。「1回出場したら卒業」っていうイメージでしょうか。ここでポイントを獲得して、早く上のステージで戦ってほしいですね。
--市民にメッセージを
柳島スポーツ公園は雰囲気もよく、コートも大変すばらしい。自分が育った土地で国際大会が開催できることを誇りに思います。地域の活性化はもちろん、来年の東京五輪、パラリンピックなどスポーツを通して地域を盛り上げていけたらと思います。頑張る選手たちに大きな声援を送ってください。期間中は私も常に会場にいますので、多くの方にご来場いただき、気軽に声をかけていただければと思います。
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