茅ヶ崎市は12月23日(月)、人権を考える市民の集いとして、女性から男性になった甘沼在住・小林空雅(たかまさ)さん(24)を描いた映画『空と、木の実と。』の上映会を開催する。場所は市役所分庁舎6階コミュニティホール。午後1時30分から上映(84分)、小林さんと母・美由起さん(58)のトークショーも行う。終了は午後3時45分。
川崎市で生まれた小林さんは、「花菜」と名付けられた。活発な少女は赤いランドセルに違和感を覚え、中学2年で性同一性障害と診断された。その後、制服をセーラー服から学ランに変え、「空雅」に改名した。
20歳の誕生日を迎えてすぐに国内最年少で性別適合手術を受けて女性から男性になった。しかし、心と体が一致しない不具合を感じつつも心を開き、さまざまな人と触れ合う中で浮かび上がってきたのは、性という枠組みでは括りきれない多様で豊かな人生だった。
9年間を追ったドキュメンタリー
今回のドキュメンタリー映画の監督を務めたのは、元NHK職員の常井(とこい)美幸さん(53)。NHK時代に取材で出会った小林さんの、高校1年から性転換を経て現在に至るまでの9年間を追いかけ記録した。小林さんが主演とナレーターを担当した作品は7月に完成し、国内各地で上映され、海外の映画祭にも招待された。
上映会は入場無料。申込制で定員先着250人。申し込みは12月2日(月)から。電話【電話】0467・57・1414または氏名・電話番号を記入しファクス【FAX】0467・57・1666。市ホームページからも可能。
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