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今さら人に聞けない基礎知識 茅ヶ崎徳洲会病院医療レポート【14】 総復習!インフルの予防と対策 総合診療科 田中つや子部長
例年より2週間ほど早い流行入りを見せたインフルエンザ。自身だけでなく周囲に感染を広げないために、その予防と対策について、茅ヶ崎徳洲会病院の日本感染症学会員・田中つや子部長に聞いた。
インフルエンザは毎年11月から2月にピークを迎え、高い感染力で38度以上の高熱や関節痛を引き起こす。感染者の咳やくしゃみを介す飛沫感染が主な感染経路。一般的な風邪より症状が重く、幼児や高齢者は重症化する恐れも。田中部長は「重症化を防ぐにはワクチン接種も有効ですが、一番の予防は、日頃からの手洗い・うがいです」と呼びかける。
医師が推薦する”手洗い法”
田中部長が推薦するのは、医師が術前に行う手洗いに近い方法。手の甲や指先、爪の間を念入りにこすり、忘れがちな親指や手首も時間をかけて丁寧に洗う。
感染を避けるには人混みや電車のつり革など、不特定多数の人々がいる場所も要注意。「お互いに感染を広げないため、咳エチケットとしてマスクの着用を薦めます」
それでもかかってしまったら
インフルエンザは初期対応が肝心。発症から半日は検査結果が陰性となるが、家族や職場、学校など、周囲に患者がいれば診療保険が適応される。「ノロウィルスなど他の感染症も流行する冬。体調が悪いと感じたら早めにかかりつけ医へ相談を」【取材協力・茅ヶ崎徳洲会病院】
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